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2025年度竣工の「複合施設」の中身

 福岡空港を運営する福岡国際空港(FIAC)が2023年度事業計画を公開。そこには、今後の同空港における施設整備スケジュールが公表されており、そのなかに「複合施設の実施設計」などが盛り込まれています。


福岡空港の国内線ターミナル(画像:写真AC)。

 福岡空港の複合施設は国内線ターミナルそばに建設予定で、2024年度着工、2025年度竣工の計画です。なおFIACによると、この複合施設には商業施設・ホテルなどを入居させる意向が示されており、「ホテル・オフィス機能を設け、都市機能を補完する」とされています。このほか、国際線ターミナル増改築工事や、国内線立体駐車場の整備なども盛り込まれており、その設備投資額は約244億円と公表されています。

 また、このFIACが公開した事業計画には、国内線ターミナル利用者の保安検査待ち時間短縮に向け、2024年春に、国内線ターミナルビル保安検査場へのスマートレーン(PCなどをカバンから取り出さずに検査が受けられる新鋭機器を使用した検査場)を導入する方針や、国際線ターミナルへの自動チェックイン機導入、免税ブランドをはじめとする店舗の誘致など、各種方針が公開されています。