東武新型特急「スペーシアX」が「クレしん」とコラボ 「春日部だけじゃない共通点」とは
全てが「しん」次元!?
東武沿線にコラボレーションポスターを掲出
東武鉄道、7月に運行を開始する新型特急「スペーシアX」と「クレヨンしんちゃん」のコラボレーションポスターを沿線の駅に掲出しています。
「スペーシアX」(画像:東武鉄道)。
「スペーシアX」は、CO2排出量を最大40%削減するなど環境負荷の低い車両として、1990年に登場した100系電車を置き換える見込みです。スタンダードシートのほか、「プレミアムシート」「コックピットラウンジ」「ボックスシート」「コンパートメント」「コックピットスイート」など、多様な座席を備えていることが特徴です。また、1号車にはカフェカウンターが設けられます。デビュー後は月〜水曜日に1日2往復、木・金・土休日は1日4往復が運行される予定です。
今回のコラボポスターには「両者(車)、33年の時を経て、まさかの邂逅」と記載されています。
これは、東武特急「スペーシア」が33年ぶりに新型車両になること、8月4日に公開予定の映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』が33年ぶりに3DCGになることにちなんでいるそうです。
このポスターは、スカイツリーラインだけでなく、アーバンパークラインの駅でも掲出されています。地域情報を発信する東武鉄道の公式ツイッターアカウントでは、「あの春日部駅では、もうすぐ凄いことが起きるかも…!?」と告知されています。
春日部は人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台となっていることから、地元をはじめ東武でも様々なコラボレーションが行われています。それにちなみ、春日部駅の発車メロディも、アニメ主題歌のひとつ「オラは人気者」になっています。
「クレヨンしんちゃん」をめぐっては、登場人物にゆかりがある秋田県と埼玉県、熊本県が2022年に「家族都市」協定を締結。観光振興などに取り組んでいくとしています。