Excelの空白セルを高速入力する! 時短で役立つジャンプ機能の使い方

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Microsoft Excelで表を作成している場合、残っている数個の空白セルだけに同じ文字列を入力したいときがある。

しかし、セル1個ずつ手入力するのは面倒だし、コピー&ペーストを繰り返すのも煩わしい。

そこでおすすめしたいのが、「ジャンプ」の機能を利用して入力する方法だ。

今回は、Excelの「ジャンプ」を活用して、同じデータを複数の空白セルに一括入力する方法をご紹介しよう。


■Microsoft Excelの「ジャンプ」で空白セルに一括入力する
Excelの「ジャンプ」は、シートの指定範囲内で条件に一致するセルを選択できる機能だ。これを以下の手順で使えば、空白セルを一括選択して同じデータをスピーディーに入力できる。

1.表の範囲を選択する
まずは、空白セルのある表の範囲を選択状態にしておき、「Ctrl」+「G」キーを押す。




2.セル選択オプションを開く
「ジャンプ」が表示されるので、左下の「セル選択」をクリックする。




3.「空白セル」を選択
表示されたオプションの一覧から「空白セル」を選択し、「OK」をクリックする。




4.表内の空白セルが選択される
表を確認すると、空白セルのみが選択されたのがわかる。




5.データを入力する
そのままデータ入力を開始すると、いちばん上の空白セルに文字列が入力される。入力が終わったら、そのまま「Ctrl」+「Enter」キーを押す。




6.残りの空白セルに一括入力される
このように、残りの空白セルに同じデータが一括入力されるしくみだ。




Excelのジャンプ機能を賢く使えば、作業の時短に大いに役立つ。複数の空白セルに同じデータを一括入力したい場合は、ぜひ使ってほしい機能だ。




執筆:しぶちん(ITライター)