ついにホンダ「新型SUV」発売! 縦グリルのイケメン顔の反響は? ヴェゼルに続くミドルモデルを4月21日に
最上級グレードが人気のZR-V、納期はすでに1年半?
ホンダの日本市場におけるSUVラインナップにおいて、2023年3月時点で販売されているのは「ヴェゼル」のみです。
そうしたなかで、2023年4月21日に新型SUVである「ZR-V」が発売されますが、ユーザーからはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
2023年4月21日に発売される新型ZR-Vですが、ホンダの販売店では2022年9月の段階で予約受注が開始されており、グレードや価格などもティザーサイトで公開されているため、あとは発売日を待つだけとなっていました。
【画像】欧州SUVのようなデザイン! ホンダ新型SUVのスポーティ仕様の実車を見る!(41枚)
ZR-Vは、SUVらしい実用性の高いパッケージングと存在感のあるデザイン、そしてホンダらしい爽快かつ快適な走りを兼ね備えたミドルクラスのSUVです。
ホンダ「シビック」とプラットフォームを共有していることから、ハイブリッドモデルには、シビックで新開発された2リッター直噴エンジンと2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた「スポーツe:HEV」をSUVとして初めて搭載しているのが特徴です。
一方、エクステリアデザインはシビックをはじめとする既存のホンダ車とは一線を画しています。
特に、バーチカルなグリルと横長でシャープなヘッドライトを組み合わせたフロントマスクは、ZR-Vが発表された当初から大きな話題となっています。
発売を目前に控えたZR-Vに対し、販売店へはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
都内のホンダ販売店関係者は、ZR-Vについて次のように話します。
「おかげさまで、ZR-Vは大変多くの好評の声をいただいています。人気のミドルクラスSUVということはもちろんですが、特徴的なフロントマスクが『まるで欧州車のよう』と評価するお客様が多いようです。
ZR−Vには、ガソリン車とハイブリッド車があり、それぞれに『X』と『Z』という2つのグレードを用意しています。
ただ、現在予約受注をいただいているお客様のほとんどがハイブリッド車の『Z』、つまり、最も高価なモデルを選択されています」
SUVは、現在最も注目度の高いカテゴリーのひとつですが、現在のホンダのラインナップにはコンパクトSUVの「ヴェゼル」のみとなっており、さらなるモデルの追加が望まれていました。
そうした背景もあり、ZR-Vは順調な滑り出しを見せているようです。
徐々に回復の兆しが見えてきた超納期問題だが…ZR-Vは?
その一方で、納期に関してはやはり相当な時間を覚悟する必要がありそうです。
前出の販売店担当者は以下のように続けます。
「ZR-Vの納期については、現在、グレードを問わず1年半程度とご案内しています。
最も早いタイミングでご注文いただいたお客様でも、8月後半から9月前半頃の納車になると見られるため、1年ほどお待ちいただいていることになります。
同じく長い納期となってしまっているヴェゼルの例を見ても、予定より早く納車されたという事例はほとんどないため、かなりのお時間お待たせしてしまうことになりそうです。
ちなみに、ヴェゼルは現在一時的に受注を停止していますが、4月にも再開する可能性があります。
ただ、いずれにせよ納期は1年半程度となってしまう見込みであり、納期についてまずご納得いただいてからご注文をお受けするかたちとなっています」
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徐々に改善の傾向が見られるという新車の長納期問題ですが、ZR-Vのようなグローバルモデルの場合は、各市場と生産枠を取り合うかたちとなることから、納期が長期化しやすい傾向があるようです。
一方、新車の納期が長いことが一般化してきた昨今では、気長に待つという選択をするユーザーも多く、そうした傾向がZR-Vの予約受注の状況にも反映されていると言えそうです。