3月28日朝、浜松市西区で殺意をもって近所の女性の頭を殴るなどしたとして、69歳の男が逮捕されました。いわゆる「ご近所トラブル」が原因とみられます。

<山口駿平記者>

「現場となった容疑者の自宅の空き地です。規制線が張られています」

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは浜松市西区馬郡町の無職の男(69)です。

警察によりますと、男は28日午前8時すぎ、浜松市西区馬郡町の空き地で、近所に住む女性(71)を殺害しようと空き地にあった鈍器で女性の頭を殴るなどした疑いが持たれています。女性は頭から出血があり病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

これまでの取り調べに対し、男は容疑を認めているということで、警察は事件のきっかけを「ご近所トラブル」とみています。

いったい、現場では何があったのか?複数の近隣住民の話では、男は「穏やかな人」で、被害者の女性は周囲の人たちと口論などのトラブルを起こしがちだったということです。

<2人を知る人>

「(女性は)いらんこと言う人だの。これ(口)がたつもんでいろいろ言うもんで。向こう(男)のはどっちかっていうとあんまり言わん方で」

これまでに男と被害者の女性がもめたという情報はなく、警察は突発的に起きた事件とみて動機の解明などを進めています。