「コンビニでEV充電」もう当たり前? 米セブン-イレブン 新サービスでインフラ拡大へ 互換性重視
アプリがスムーズらしい。
最大かつ最も互換性のある充電ネットワークの構築を
アメリカのセブン-イレブン(SEI)は現地時間の2023年3月16日、新しいEV急速充電ネットワークおよびアプリ「7Charge」の立ち上げを発表しました。
米国セブン-イレブンの急速充電機(画像:7-Eleven)。
SEIは、この新サービスにより、北米の小売店のなかで“最大かつ最も互換性のある”急速充電ネットワークの構築を目指しているそうです。現状、世界では、EVの充電器のコネクターでまだ統一された規格がありませんが、SEIではCHAdeMoとCSSプラグタイプの双方に対応しました。
SEIでは、既にフロリダ、キキサス、コロラド、カリフォルニアなど州で7Chargeのサービスを開始しており、隣国のカナダでも今後サービスを開始するそうです。 SEIは、以前は充電が困難だった地域などに急速充電ネットワークを拡大することで、増加するEVユーザーのニーズに応えたいとしています。
アメリカでクリーンテクノロジーを使用したクルマのニュースを配信している「クリーンテクニカ」の同アプリレビューによると、「アプリの読み込みが早い」との評価。アメリカのEV充電アプリはたいてい、マップの表示などが遅く、選択の後の読み込みも遅いそうですが、同アプリは「よく最適化されたアプリ。きびきびしている」と絶賛されていました。
なお、SEIはフランチャイズを含むとアメリカとカナダに1万3000店を超えるセブン-イレブンの店舗があります。ちなみに日本国内には2023年現在2万1402店あるそうです。