「多摩南北道路」を縦断+“激セマ道経由” 多摩川越えロングランの京王バス新路線 実証運行
1日1本ですけど、1歩です。
西国分寺駅〜西府駅〜永山駅 ただし1本だけ
京王バスが2022年4月3日(月)から、新路線「永81」系統の実証運行を開始します。
新府中街道から横街道バス停へと曲がる京王バス。永81系統もこのルートを通る(乗りものニュース編集部撮影)。
起点はJR中央線の西国分寺駅。そこから多摩総合医療センター、南武線の西府駅に立ち寄ったのち、京王線の中河原駅に停車、関戸橋で多摩川を渡り、京王相模原線の京王永山駅までを結びます。
都市計画道路として整備が進む「多摩南北道路」のひとつ、新府中街道・鎌倉街道を主に経由する運行距離10km近いロングラン路線です。
昨年4月より永山駅→総合医療センター行きの「永80」を実証的に運行しており、今回の系統はその復路便といえます。西国分寺17時58分発(総合医療センター18時03分発)1本のみの設定です。
なお、永80系統は新府中街道を延々と北上しますが、今回の永81系統は「西府01」系統(西国分寺駅〜西府駅)のルートを踏襲します。新府中街道と東八道路との交点で右折し、「横街道」と呼ばれる狭隘区間を経由。西府駅からは新府中街道に復帰し、中河原駅から永山駅の間は途中ノンストップです。
運賃は西国分寺駅から永山駅までが400円(IC398円)、総合医療センターから永山駅までは390円(IC388円)となっています。
※一部修正しました(3月27日11時53分)