老人ホームも「駅直結」の時代? 東急新横浜線の「新綱島」複合施設の柱に 首都圏初
ついに老人ホームも「駅直結の時代」に?
地下1階で新綱島駅と直結
東急不動産と東急イーライフデザインは2023年3月14日(火)、首都圏初の駅直結の住宅型有料老人ホームとなる「グランクレール綱島」を2023年11月末に開業すると発表しました。
東急の車両(写真AC)。
グランクレール綱島は、2023年3月18日に「東急新横浜線」開業とともに新設された新綱島駅に直結します。駅周辺では複数の再開発事業や都市基盤整備が進んでおり、その一環で建設される”駅ビル”に入居する形です。
駅ビルは地上12階地下1階建て。1階から3階が生活利便施設、4階から12階が「グランクレール綱島」となります。地下1階で新綱島駅に直結する構造となっており、ホームとの間を雨に濡れずに移動することができます。
施設ではDXを活用し、健康寿命を延伸するための運営サービスを提供する予定。入居者の利用状況をシステム上で把握し、栄養状況のフィードバックや健康相談を実施することを想定しています。オンライン診療なども導入される予定です。
新綱島駅周辺ではほかにも、駅西側に地上29階建ての複合マンション「ドレッセタワー新綱島」が建設中。交通施設としてはバス・タクシー乗り場、交流広場などが整備されるほか、すぐ西側に隣接する東横線の綱島駅との連絡のため、綱島街道をまたぐ通路の整備が検討されています。
※一部修正しました(3月24日15時00分)。