WBC決勝の9回に登板した侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

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これまでの1位は2017年、アダム・ジョーンズの「本塁打キャッチ」だった

 日本代表「侍ジャパン」が21日(日本時間22日)、米フロリダ州マイアミで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦で米国を下し、3度目の世界一に輝いた。この中で最後のアウトとなった大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手の“エンゼルス対決”が、MLB公式サイトによって「大会史上最高の場面」に選ばれている。

 9回、ダルビッシュ有投手(パドレス)からバトンを受けてマウンドに上がった大谷は、2死からトラウトと対した。この場面を記事では「誰もが望んでいた夢の対戦が、トーナメントで最も重要な瞬間に実現した。『大谷翔平vsマイク・トラウト』という映画のようなものだった」と表現している。大谷は160キロを超える直球を中心に追い込み、最後は外角低めへのスライダーで三振に打ち取った。

 これまでのトップは、2017年大会で米国代表のアダム・ジョーンズ(のちオリックス)が、ドミニカのマニー・マチャドが中堅へ高々と打ち上げた大飛球を、ジャンプ一番捕球してしまう“本塁打キャッチ”だった。(Full-Count編集部)