Google、Pixelスマホ向けベータプログラム「Android 13 QPR3 Beta 1」を提供開始!次期「Feature Drop」(2023年6月分)を先に試せる
GoogleがPixel 4a以降に「Android 13 QPR3 Beta 1」を提供開始! |
Googleは15日(現地時間)、同社が開発・提供するスマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Android」におけるベータプログラム「Android Beta Program」( https://g.co/AndroidBeta )において新たに「Android 13 QPR3 Beta1」を提供開始したとお知らせしています。
その他の具体的な新機能などの変更点は明らかにされていませんが、判明している内容としては「Android 14 Developer Preview 2」で対応していた新しいホームコントロールなどが追加されており、今後、Android 13 QPR3は2023年6月まで継続的に提供され、次の「Pixel Feature Drop」が提供される第12弾(2023年6月提供予定)の内容が先取りするようになっています。なお、同社ではベータプログラムに参加する人には不具合を含めてフィードバックをして欲しいと案内しています。
QPR(Quarterly Platform Releases)はGoogleが開発・販売する「Pixel」ブランドのスマホ向けに四半期(3か月)ごとに提供している大型アップデートとなるPixel Feature Dropを先行して試せるベータプログラムで、昨年のAndroid 12より実施されており、Android 13においてはこれまで昨年9月より「Android 13 QPR1」、昨年12月より「Android 13 QPR2」が提供されてきました。
このAndroid 13 QPR1では2022年12月に提供開始されたPixel Feature Dropの第10弾、Android 13 QPR2では2023年3月より順次提供されているPixel Feature Dropの第11弾の内容が先取りされ、それぞれBeta 1やBeta 2、Beta 3と毎月徐々に新機能追加と不具合解消が行われていました。
今回、これを受けて次のPixel Feature Dropとなる第12弾(2023年6月分)の内容を含むAndroid 13 QPR3がスタートしました。なお、ベータ版なので安定性やバッテリー、パフォーマンスなどのさまざまな問題がある可能性があり、アクセシビリティーが必要な人にとっては日常的な使用には適していない可能性があるとのこと。
またAndroid 13 QPR3 Beta 1では以下の既知の問題があると案内されているのでご注意ください。なお、更新ファイルサイズはすでにAndroid 13の2023年3月分のソフトウェア更新を実施したPixel 7 ProにおいてAndroid Beta Programを利用してネットワーク経由で本体のみで導入する場合に約2.36GBとなっています。
<Androidプラットフォーム>
・電源キーを2回押してカメラを起動しようとすると、代わりに黒い画面が表示されます。
・仕事用プロファイルをオンまたはオフに切り替えると、再起動する場合があります。
・リストを開いた状態で画面の向きを変更すると、最近使用したアプリのリストが応答しなくなることがあります。
Android Beta Programにてデバイスを選択して登録
内容を確認して登録
登録完了
Android Beta Programに登録したら「設定」→「システム」→「システムアップデート」で通常通りにソフトウェア更新を実施
記事執筆:memn0ck
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