スリーコインズ「節分グッズ」が3年連続完売の人気ぶり、高額転売を受けて販売体制を見直し

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「スリーコインズ(3COINS)」が毎年1月に展開している「節分グッズ」の売れ行きが好調だ。ここ3年では用意した関連アイテムが全て売り切れるなど人気を見せており、2023年版も再販分を除き全て完売したという。

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 スリーコインズの節分グッズは、「親子で年中行事を楽しんでほしい」との考えから数年前に企画が発足。これまで、子どもが鬼になりきれるアパレルや小道具のほか、恵方巻きを模したブランケット、豆まきの際に使用する「豆まきボックス」などを展開してきた。

 2023年の節分グッズは、公式オンラインストアでは1月20日に、スリーコインズ各店舗では1月21日に発売。タンクトップとパンツがセットになった「鬼のセットアップ」などのアパレルのほか、「節分ガーランド」「節分オブジェ」などをラインナップしたが、発売当日に完売した。担当者は売上などに関しては非公表としたものの、「節分シーズン限定のアイテムなので潤沢に在庫を確保している訳ではないが、近年は特に売り切れが早い」と語った。

 一方、節分グッズの人気が高まるにつれて、一部商品に関してはフリマアプリでの高額転売が横行。税込550円で販売された「鬼のセットアップ」は平均2500〜3000円程と、定価の約5倍ほどの価格で取引されている。スリーコインズはこれを受け、「真摯に受け止め、販売体制を見直す」とコメント。1月26日10時からオンラインで予定している一部商品の再販については、1会計各1点のみの個数制限を設けた。来年以降の商品量増加についても検討するとしている。

3COINS:公式サイト