吉川晃司

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 NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、このところ重いストーリーが続いている。

【写真】胸板、背筋、オーラ……全てがカッコいい吉川のプラベショット

「福原遥さん演じるヒロインの父が営む工場の経営が、リーマン・ショックの影響で悪化してしまいます。なんとか乗り越えようとしていた矢先に父が亡くなってしまい、急きょ母が社長代行を務めて工場の立て直しに奔走するも、なかなかうまくいかず……という展開です」(テレビ誌編集者)

 昨年まで放送されていた“航空学校編”とは一変した空気に、ヒロインの今後を案ずる声がSNSなどに広がっている。

「航空学校編で抜群の存在感を発揮していたのが、教官役の吉川晃司さんです。厳しくも愛がある役柄に“教官ロス”となった人も多かったようです」(同・テレビ誌編集者)

 近年では俳優としてのイメージが強い吉川だが、昨年11月に6年半ぶりにニューアルバムをリリースし、現在は全国ライブツアーの真っ最中と、音楽活動にも尽力している。

「全国18か所をまわり、ファイナルは2月に日本武道館で開催されます。現在は、半分ほどの公演を終えたところです」(音楽誌ライター)

 1月8日に行われたのが、宮城県『仙台サンプラザ』での公演だ。しかし、トラブルが発生していたようで……。

開演が40分遅れた驚愕の理由

「チケットを巡ってトラブルがあったんです。それも、かなりの席数だったようで……」(来場客、以下同)

 一体、どういうことか。

「午後5時に開演の予定だったのですが、その10分ほど前の時点で2階席がガラガラだったんです。チケットは完売しているはずなので不思議に思っていたら、“重複販売があった”という場内アナウンスが流れて。どうやらファンクラブ枠と一般枠で同じ席を販売してしまったようで、一般枠のチケットを購入した人には、対応のためロビーに集まるよう指示がありました」

 その対応にはかなりの時間を要したそう。

「結果、開演は40分ほど遅れました。1階席の後方に立ち見がかなりいて、ガラガラだった2階席にもお客さんが入っていたので、一般枠のチケットの人はそこでライブを見ることになったようです」

 当日の状況を主催の『株式会社ジー・アイ・ピー』に聞くと、担当者が取材に応じた。

ファンクラブ枠の700席を重複販売

「開演が40分ほど遅れたのは事実です。一般枠には本来2階席を販売する予定だったところ、ファンクラブ枠ですでに販売していた1階席を、重複販売してしまっておりました。700弱の席で発生しており、申し込みが先だったファンクラブ枠を優先し、一般枠のチケットをお持ちの方は、前列のチケットを持っている方から順に代わりの席をご案内しました。しかし、スムーズに対処しきれなかった部分もございます。ライブを楽しみにされていた、対象の方へのお詫びについては、現在協議中です」

 公演の翌日、吉川の公式サイトと主催会社のサイトにはお詫びが掲載された。

《弊社より配券業務を委託している、ぴあ株式会社が、ファンクラブK2会員様用の座席をローソンチケット様へ販売可能な座席として配券指示を行ってしまったことが原因と判明いたしました》(主催会社のサイトより)

 ミスのあった配券会社には、ぜひとも教官からの厳しい指導を……。