17日、日本サッカー協会は日本代表の新コーチとして名波浩氏(50歳)、前田遼一氏(41歳)と契約合意したことを発表した。

2022年カタールワールドカップ時の日本代表指導陣からは横内昭展コーチ(55歳/現・磐田監督)と上野優作コーチ(49歳/現・岐阜監督)が抜けていた。それぞれの代わりに名波氏、前田氏が就任する。また、斉藤俊秀コーチ(49歳)、下田崇GKコーチ(47歳)、松本良一フィジカルコーチ(48歳)は留任した。

名波氏は現役時代、磐田、ヴェネチア(イタリア)、C大阪、東京Vでプレー。日本代表として67試合に出場し9得点を挙げ、1998年フランスワールドカップに出場した。指導者になってからは2014年から2019年までは磐田を、2021年から2022年までは松本で監督を務めた。

前田氏は現役時代、磐田、FC東京、岐阜でプレー。日本代表としては33試合に出場し10得点を挙げている。2020年に引退した後は2022年まで磐田U-18のコーチと監督を務めていた。

日本代表は3月に予定されている国際親善試合2試合から新体制で臨むことになる。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】