チェルシーがアーセナル退けムドリク獲得! シャフタールが合意間近明かす

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チェルシーがアーセナルとの争奪戦を制し、シャフタールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(22)を獲得することになった。

シャフタールの公式ツイッターは14日、ムドリクの移籍に関する以下の声明を発表。同選手がチェルシー行きに迫っていることを明かした。

「FCシャフタールのリナト・アフメトフ会長とチェルシーの共同オーナーであるベフダッド・エグバリは、ミハイロ・ムドリクのチェルシーFCへの移籍について話し合いました」

「両当事者は、プレーヤーの移籍合意に非常に近づいています」

昨シーズンに台頭したムドリクは、今シーズンここまでの公式戦18試合で10ゴール8アシストを記録。チャンピオンズリーグのグループステージでは3ゴール2アシストの数字以上のインパクトを残し、多くのビッグクラブの関心を集めていた。

卓越したスピードとドリブル突破に加え、正確且つパワフルなフィニッシュに特長を持つ、次代のフットボール界を牽引することが期待される逸材アタッカーは、当初相思相愛と言われていたアーセナル行きが決定的と見られていた。

すでに個人間合意も伝えられた22歳は、自身のインスタグラムを通じて幾度となくラブコールとも取れるジェスチャーを見せており、多くのガナーズファンやクラブ関係者も今冬の加入を確信していた。だが、再三に渡るクラブ間の交渉は難航していた。

直近では7000万ユーロ+アドオン2000万ユーロの総額9000万ユーロ(約124億8000万円)のオファーを掲示したが、1億1000万ユーロ(約152億6000万円)を要求するシャフタール側は首を縦に振らず。

そういった中、ここ最近の成績不振に加え、FWクリスティアン・プリシッチ、FWラヒーム・スターリングの2選手が新たに離脱し、前線の選手層に大きな問題を抱えるチェルシーが、ムドリク獲得レースに緊急参戦。

8000万ユーロ+アドオン2000万ユーロの総額1億ユーロ(約138億7000万円)と言われる条件でクラブ間合意に至り、依然としてアーセナル行きを希望していたムドリクに対しては、アーセナルが掲示した年俸550万ユーロ(約7億6000万円)を大幅に上回る750万ユーロ(約10億4000万円)のオファーを掲示。クラブ間に続き個人間でも合意を引き出したようだ。

ムドリクはメディカルチェック受診のためすでにロンドンに向かっており、2030年6月までの7年半契約にサインする予定だ。

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