ヘリコプターの編隊が大空を飛び、今年１年の空の安全を祈願する訓練が６日、陸上自衛隊北宇都宮駐屯地で行われました。

年の始めの飛行訓練は１年間の空の安全を祈願しようと陸上自衛隊航空学校宇都宮校の教官などが毎年、行っています。この訓練をその年１年の飛行訓練の開始としています。

６日の訓練には操縦士、整備員など約３０人が参加。午前９時４０分ごろ、練習用ヘリコプターなど８機が大空に飛び立って行きました。

日光の地名にあやかって名付けたというその名も「ニッコウフォーメーション」。訓練飛行は宇都宮市から日光市へ向かい、鹿沼市を通る約８０キロの航路を時速１５０キロで飛行します。

地上で見守る隊員たちもヘリコプターに手を振って、今年１年の安全を祈願していました。