この春、卒業を迎える中学３年生を対象にした今年度２回目の進路希望調査結果が５日発表され、栃木県立高校全日制の倍率は１.０７倍になりました。

県教育委員会によりますと、３月に中学校を卒業する生徒は私立などを含めて１８２校、１万７６０５人です。このうち高校への進学を希望している生徒は９８.８％に当たる１万７３８７人でした。県立高校全日制の募集定員は１万１４７５人です。これに対し進学を希望する人は１万２２９２人で、倍率は１.０７倍になっています。去年の同じ時期と比べて０.０３ポイント減少しています。

最も倍率が高かったのは宇都宮中央・普通科の１.８９倍、次いで宇都宮白楊・食品科学科の１.７５倍、同じく宇都宮白楊・生物工学科と流通経済科、服飾デザイン科がそれぞれ１.６３倍。宇都宮北・普通科の１.６２倍などとなっています。２倍を超えるところはありませんでしたが、平均倍率の１.０７倍を超えたのは２３の科と系になります。一方、定員に満たないのは３５校５９科に上っています。

願書の提出期間は特色選抜が２月１日から２日、一般選抜が２月２０日から２１日になっています。一般選抜の学力検査は３月８日で、合格発表は３月１４日の予定です。