©️picture alliance / ZUMAPRESS.com

 2014年以来はじめてユベントス・トリノは、チャンピオンズリーグGL敗退を1試合残した時点で確定させてしまった。さらにリーグ戦でもここまで8位と思うような結果は残せておらず、批判の矢面に立たされているマッシミリアーノ・アッレグリ監督とチームとの調和がうまくはかれていない模様。UEFAは指揮官が「失望を怒り」を口にし、守備面の取り組みについて「あまりにも躊躇をみせてしまっていた」と表現したことを伝えた。一方でマヌエル・ロカテッリは「誤ったアプローチ」を指摘し、「大敗さえ喫する危険性があった」と語る。
 
 1996年CL優勝戦士ファブリツィオ・ラバネッリ氏は「70分間、まったくサッカーができなかった」との守備面でのミスの多さを述べ、またアレッサンドロ・デル・ピエロは得に前半がスポルティングに圧倒されていたとみているところ。いずれにせよユベントスが5試合を経過しわずか勝ち点3と、散々なグループリーグを過ごしているという事実だけはかわりない。いまやELに回ることさえも危惧しなくてはならないほどだ。「今はリーグ戦、そしてパリでの試合に集中することだよ」とアッレグリ監督。課題も認識しつつ「チームは正しい方向は向いている」ともみているという。特に10代の選手たちが「最後の20分間はいいチームになれることを示していた」点をユベントスとしては浮上のへのきっかけにしていかなくてはならない。