Amazonは、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズの新機種として、「Kindle Scribe」を発表した。「Kindle」史上では最大となる10.2型のディスプレイを搭載。「Kindle」では初のスタイラスペン付きの機種で、手書き入力が可能な“読み書き一体型”のモデルとして展開される。本製品は300ppiの反射抑制スクリーンを実装し、フロントライトのLEDは35灯。読書だけでなく、メモを取るのにも十分なサイズで設計された。ディスプレイ表面はやや摩擦のある質感で「紙のような書き心地」と発表されている。従来の「Kindle」シリーズと同様に、フォントサイズや行間の調整、ダークモードへの切り替えなど、好みのスタイルへとデバイスのカスタマイズが可能。充電用インターフェイスはUSB Type-Cで、Wi-Fi接続に対応し、防水性能は備えていない。同梱されるスタイラスペンは「スタンダードペン」と「プレミアムペン」から選択。いずれもペアリングや充電を必要とせず、「Kindle Scribe」本体にはマグネットで取り付けられる。手書き文字の太さの調整、マーカー、消しゴム、アンドゥなどの機能も搭載。「プレミアムペン」には、機能割り当てが可能なショートカットボタンもある。手書き入力に対応したことで、Kindle本に手書きの付箋メモを加えたり、PDF文書などに直接書き込んだり、ノートを取ったりという使い方も可能。メモは自動的に1つの場所で管理され、全てのメモを一括で確認したりエクスポートしたりも行いやすい。本体サイズは196(幅)×230(高さ)×5.8(奥行)mmで、重量は約433g。「スタンダードペン」付きモデルのストレージは16GBで、「プレミアムペン」付きモデルのストレージは16GB/32GB/64GBから選べる。予約受付は既にスタートしており、2022年内に出荷が開始される予定。別売の専用カバーとして、ファブリックカバー/レザーカバー/プレミアムレザーカバーの予約受付も実施されている。アマゾンジャパン合同会社
価格:
「スタンダードペン付きモデル 16GB」47,980円(税込)
「プレミアムペン付きモデル 16GB」51,980円(税込)
「プレミアムペン付きモデル 32GB」54,980円(税込)
「プレミアムペン付きモデル 64GB」59,980円(税込)
URL:http://www.amazon.co.jp/
2022/10/03