まるでロールプレイングゲームに登場するダンジョンのような廃墟が、ツイッター上で注目を集めている。

こちらは、ツイッターユーザーのtoshibo(@JIYUKENKYU_jp)さんが2022年9月19日に投稿した写真。

海が見える場所にある森の中、奇妙な形の建物が植物に覆われながらそびえ立っている。何階層かに分かれた立体感のある構造は、まさに迷宮といった趣だ。

今にも中からモンスターなんかが現れそうな廃墟に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「ラピュタにありそうー」
「現役の頃も見たくなりますね」
「ダンジョンみたいな森の神殿ずら」

この建物は一体、何なのだろう。Jタウンネット記者は、投稿についてtoshiboさんに話を聞いた。

上から見ると三角形のような形

退廃的な雰囲気が好きだというtoshiboさんは、廃墟を中心に写真を撮影している。

話題の廃墟は、22年の5月に高知県の某所で撮影したもので、かつてレストランとして使われていた建物だという。

「実際足を運ぶのは三度目でして、草木が生い茂る季節に行ったことがなかったので、どうなってるのか楽しみにして撮影に向かいました」(toshiboさん)

toshiboさんいわく、この建物は上空から見ると三角形のような形をしている。

この日は様々な角度から撮影し、その中でも一番蔦が生い茂っている部分が見えていた写真をチョイスして投稿したそうだ。

「昔はもっとレストランであったことがわかる外観でしたが、朽ち果ててしまい、今では本当に要塞か戦時遺構のように見えます。いずれは更に変化していくと思うので、引き続き観察していきたいです」(toshiboさん)

かつての賑わいはすっかり息をひそめているが、その分神秘的なスポットとなっているようだ。