夫と2人暮らしの、60代のリアルな生活をYouTubeで発信しているpokkomaさん。70歳までは現役で働く予定だったのが、体調をくずして退職。収入が減り、お金の使い方を見直すと同時に、仕事をやめて増えたおうち時間の過ごし方も見直したそう。お金をかけなくても暮らしをめいっぱい楽しんでいるpokkomaさんの、毎朝のルーティンを教えてもらいました。

お金をかけずに過ごす工夫がいっぱい!朝時間に密着

「毎日のルーティンにこそ、生きる喜びがある」と言うpokkomaさん。1日のはじまりとなる朝の過ごし方を教えてもらいました。

【写真】小さなお花でもあきビンに飾るのが習慣です

 

●<7:00>朝は水だけの洗顔に

以前は洗顔フォームや化粧水などを使っていたpokkomaさん。「試しに水だけにしたら、まったく問題がなくて…鈍感肌なんです(笑)。その分の経費がかからないので助かります」

 

●お湯は保温ポットに入れてガス代を節約

母から受け継いだ鉄瓶で湯を沸かし、保温ポットへ。「夫が白湯(さゆ)好きでよく飲むのですが、1リットルくらい入るので夕方までもちます」。何度も湯を沸かさなくていいので経済的。

 

●<7:15>お花の水はこまめに替えて長く楽しむ

暖かい時季は、家じゅうの花瓶を集めて水を替えるのが日課。「水が生ぬるいとバクテリアが繁殖して茎が水を吸いづらくなり、弱ってしまうと聞きました」

花を長もちさせるためには、茎の切り方もポイント。「最初は花瓶よりも少し長めに切り、水を替えるたびに水の中で少しずつ切っていきます。これでもっと長もちしますよ。

●<7:45>朝ごはんは手軽につくれる手づくりジュースに

夫は夜勤明けの日、朝ごはんを食べてすぐ寝るので、胃に負担のない軽いものを用意。「ミックスジュースは旬の果物でつくるので、市販品よりもフレッシュで安くつくれます」

 

●<8:30>破れたストッキングで隙間のホコリ掃除

「針金ハンガーを縦に伸ばし、破れたストッキングをかぶせれば完成。掃除機が入らない冷蔵庫の下などにも使えて便利です」。クリーニング店でもらったハンガーを使えば0円で完成!

 

●<9:00>家に飾る花と料理に使うハーブはベランダで育てる

ベランダはそれほど広くないので、季節の花は3鉢までと決めて育てています。

よく使うハーブはローズマリー。「お肉を蒸すときに加えると香りがついて、お肉の味が引き立ちますよ」

小さなお花でもあきビンに飾れば、部屋がパッと華やかに。

気持ちのいい朝を迎えると、それだけで1日の気分が上がります。お金をかけない分、手をかけることで暮らしはこんなに豊かに! 気になるアイデアがあったら、ぜひマネしてみてください。