「いつか使うかも」ととっておきたくなる紙ものは、なかなか捨てられなくてたまっていってしまうもののひとつ。ここでは、家事代行マッチングサービス「タスカジ」で人気の家政婦・seaさんに、紙ものを捨てる基準やたまらなくなるルールを伝授してもらいました。

いつの間にかたまってる!紙もの捨てレッスン

読者の捨てたいものとしてよく挙げられるのが「紙もの」。“捨ててなにかあったら…”という不安から、捨てられない人が多数。

「私もその1人で、なんとなく“重要なもの”という気がして、ついとっておいてしまいます」と筒井さん。

紙ものは、種類によって捨てる基準を明確にすることが重要。際限なくたまらないルールをつくるとラクに捨てられますよ。

 

【seaさん流紙もの捨て心得】この3つ以外は捨てて大丈夫!

1.対応が必要なもの

申請書や、返事や提出が求められているもの。こまめに確認が必要な学校のスケジュール表もこれに当てはまります。

2.使うかもしれないもの

医療費控除に必要な領収書や、各種証明書、期間内の保証書など。子どもの学習教材もここに含まれます。

3.思い出

見る(読む)と励みになる、強い思い入れがあるものは、もちろん残してOK。ただし、整理して大切に保管を。

 

【思い出】給与明細:思い出として残したい分以外は捨てる!

オンライン化が進み、「紙」で残す時代はとうに終了。

「自分のがんばりの記録として残したいのなら、1年分くらいにして、アルバムなどと同じ場所に収納し直しましょう」

【使うかも】ねんきん定期便:直近の1年分以外は捨てる!

ウェブサイト「ねんきんネット」で確認できるので、ハガキ、封書ともに最新版のみ手元に残しておけば十分。なお、やはり昔の記録も見たいという場合は、再発行も可能です。

 

【使うかも】取扱説明書:保証がきれているならすべて捨てる!

今はほぼネットで確認できるので、取っておく必要はなし!

「保証書も期限がきれればただの紙切れです。専用ファイルにしまうと、貴重なものに思えてきて余計に捨てにくくなるので、透明の書類ケースにまとめて入れましょう」

 

【sea’sテク】クリアケースで見える化

必要なとき、「すぐ」「探さず」取り出せるのが鉄則。中身の見えるケースに入れると管理しやすい。