ごちゃつく台所がこんなに変わった。キッチングッズを簡単に捨てるコツ
ものが捨てられないと悩んでるESSE読者宅に、家事代行マッチングサービス「タスカジ」で人気の家政婦・seaさんが突撃。捨てづらいキッチングッズの捨て方やしまい方を教えてもらいました!
なかなか捨てられない!キッチングッズの捨てレッスン
ESSEのアンケートによると、読者が捨てたいもの第2位は「キッチングッズ」。キッチンは“いつか使うはず…”と、捨てる踏んぎりがつかないものが多く、長年の積み重ねでカオス状態になりがちです。
だからこそ「捨てる」からいったん離れて、「今、使っているもの」を選ぶことが片づけのコツだそう。最小限の負担で片づく3ステップをseaさんが指南!
【Before】
パン・製菓道具とコップ類がメインの食器棚と引き出し。位置や量はとくに意識せず“とりあえず放り込む”を繰り返してきた結果、出し入れしにくいカオス状態に。
【After】
seaさんのレッスンを実践したところ、ものが3割減って、出し入れしやすく!
seaさんのレッスンを詳しく見ていきましょう。
【seaさん流キッチングッズ捨て心得】“減らす”を目的にせず“今、使うもの”を選ぶ
「『3か月以内に使ったもの』をまずは選んで」とseaさんが読者にアドバイス。
ものを捨てて減らすことがメインではなく、今必要なものを選んでいくと考えて。おのずと「いる・いらない」が見えてきて、捨てる作業がスムーズに。
ここでは、seaさんの捨てテクを3ステップでご紹介します。
【ステップ1】すべて出しながらざっくり分ける
まずは、棚と引き出しに入っているものの「全出し」からスタート。
「ものの量や状態を把握しながら、大まかに分類します。大変そうに見えますが、この方が判断しやすく、効率も高まるんですよ」(seaさん、以下同)
【sea’sテク】4〜5つにカテゴリ分け
細かく分けすぎると悩んで手が止まってしまうので、直感で仕分けできる分類が鉄則。当てはまらないもの、わからないものは「その他」にしてOK。
【ステップ2】カテゴリごとに使う・迷う・使わないに分ける
次は、それぞれを3つに振り分けて。迷って考える時間が増えるほど心も消耗するので、「即決」するのがコツ。「迷うものはしばらく寝かせておき、またの機会に判断すればOKです。自分が納得できるかを優先して」
●使う(3か月以内に使った/ないと困る)
●迷う(何年も使っていない/いつか使うかも)
●使わない→即捨て!
【sea’sテク】5秒考えたら「迷う」に
「捨てる」より、「選ぶ」を意識すると、リズムと勢いが生まれ、サクサク作業できますよ。それでも即決できないものは、「迷う」に入れて保留を。
【ステップ3】使うは届く場所、迷うは届かない場所に戻す!
最後は、使う頻度に応じて収納場所を決め、戻していく。「使う」のなかでも毎日〜毎週使うものは手の届く近いところへ、季節ものはその上や奥、「迷う」に入れた普段使わないものはいちばん遠くへ、という具合に。
●棚上 扉内
棚上は手の届きやすいところ・届きにくいところを意識して収納を。
【sea’sテク】「迷う」は手の届かない場所へ
時間をおくと思い入れも消え、「捨てる候補」に変わることも。次回の片づけで判断してみて。
【sea’sテク】「使う」けどイベント用品は取り出しにくくてもOK
クリスマス用のケーキ型などは、多少取り出しにくくても問題なし。ひとまとめにして在庫忘れを防いで。
●棚下 引き出し
棚下は家族みんなが使いやすいスペースに。
●【sea’sテク】毎日&子どもが「使う」ものはゆったりしまう
出し入れがストレスにならないよう、余裕をもたせて収納を。定位置をきっちり決めすぎないのもコツ。