66歳・ひとり暮らしでパート勤め。働きながらファッションや料理も楽しむコツ
これからの人生、老後を不安に思ってばかりではもったいない! セカンドライフを少しでも楽しく過ごすために、無理のない範囲で働く人の暮らし方をご紹介。人気ブロガーで書籍も多数出版している、66歳のショコラさんに取材しました。
毎日仕事に出ることで適度な緊張感を保っていられます
仕事に出ることで生活が規則正しくなり、外に出ること、人に会うことが刺激になる、とショコラさん。「片道30分の通勤時間は街を楽しむつもりで、会社での勤務時間は責任感をもってしっかりと」そのメリハリが心地よいのだそう。
●通勤服はワンピースかスカート
通勤服は、スカートまたはワンピースと決めています。「会社に着いたら制服に着替えますが、スカートならすぐ制服のキュロットがはけて便利。若い頃からファッションが大好きなので、通勤は好きな服を着て歩ける時間として楽しんでいます」
●ヤフオクやメルカリを活用
お気に入りのワンピースはヤフオクやメルカリで。左は「SHOO・LA・RUE」、右は「AUGARCONS」の麻100%のもの。服を買う際の予算は、1アイテム5000円を目安に探します。
●靴は必ず試着して買う
靴は、必ずお店で購入します。履きやすくきちんと見えるスニーカーは通勤で大活躍! 左から「ホーキンス」「マッキントッシュフィロソフィー」「FOOTSTYLE」のもの。
●制服があるおかげでラクちん
「長年仕事してきましたが、57歳で初めて着ました!」という勤務先の制服は、紺のキュロットスカートとベスト、白シャツ。「動きやすいし、機能的で汚れを気にせず働けます。私服は朝夕の30分ずつしか着ないから全然傷みません」
●お気に入りの文具類やハンドクリームを常備
会社の机にはお気に入りの文具類やハンドクリームを常備。「会社の備品もありますが、いまいち使いにくくて…。自腹で買ってでも使い慣れたものの方が、結局ラクなんです」
オンとオフを上手にやりくり。無理なく楽しく仕事を続ける工夫があります
平日の家事は、上手に手間を省いて簡単に。週末は息子さんたちが来ることが多いので、ちょっとがんばる。そのバランスがちょうどいいのだそう。なかなか旅行にも行けないストレスは、上質なエンタメでリフレッシュ!
●家ではほとんど揚げ物をしない
家からすぐの路地にある揚げ物屋さんがお気に入り。いつでもアツアツが買えるから、ほとんど家で揚げ物をしなくなりました。「カキフライやカニクリームコロッケをよく買います。あとはご飯とおみそ汁があれば十分!
●冷凍食品を常備して活用
1人分のおかずを毎回つくるのは面倒だし、不経済。お弁当用のカツなど、量が調整しやすい冷凍食品を常備しています。レトルトのおでんは秋冬のお弁当にすることも。
●大好きな海外ドラマや読書でリフレッシュ
ものを増やさないためにも本は図書館で。
「お金をかけずに新作から旧作まで読めるのがいいですよね。小説やエッセイを眠りにつく前に読むのが至福の時間です」
映画やドラマも大好き! 今はテレビだけでなく、Amazonプライムなどでいつでもパソコンで観られて便利です。「登場人物のファッションをチェックするのも楽しいんです」