和室に置くのは布団だけ。ものを捨てたら「好きなもの」だけの心地よい空間に
整理収納アドバイザーとして活躍し、ESSEonlineの連載でもおなみじのおふみさんの、ミニマリストなお家を紹介します。昔はものが多く、130kgもの荷物を捨てた経験も! そんな、おふみさんだからこそ分かる、ものを減らしてお気に入りを際立たせたお部屋づくりについてうかがいました。
ものを減らしたら暮らしがラクに。おうち時間も充実
汚部屋から心機一転、ミニマリストに。ものを減らしたことで、家がもっと好きになったというおふみさん。その過程では、約130kg分のものを捨てたことも。
「服や器をはじめ、ベッドやソファ、炊飯器など一般的な家にあるものでも、メンテナンスが大変だと感じたら手放してきました」
ものが多かった時代は家事がいき届かず、「家にいるのがストレスだった」というおふみさんですが、部屋が片づいた今は、心からおうち時間を楽しめるように。
「視界がすっきりしているので、どこを切り取っても“好きな空間だな”と思えるんです」
●キッチン道具も最小限に
頻繁に使うキッチンツールだけをコンロ横につるし、シンク回りはすっきりとした状態をキープ。
「出しっぱなしがなければ、使ったあとの掃除もあっという間です」
●和室に置くのは「布団だけ」
「畳でくつろぎたくて、今の部屋を選んだ」という和室は、寝室として利用。
「起きたらふとんをハンガーへかけ、脱いだパジャマは壁のフックにつるした白のバッグの中へ」
家がすっきり片づくとおうち時間も楽しく変わる
ものを減らして、お部屋がすっきりと片づいていると、自分の好きなものがより際立つ空間へと変化します。
●好きなものがより目に入りやすく
新居に合わせて買った「flame」のペンダントライト。
10年以上愛用するセイコーのかけ時計などのお気に入りアイテムも、ベースとなる部屋をすっきり保つことで、より映えるように。
7年前から欲しかったというピカソのドローイング。シンプルながらも、部屋のよいアクセントに。
●スツールには花を飾って
定期的に季節の花が届くサブスクを利用し、スツールや棚の上に生けて楽しむように。
「花を飾ることで、そこがダイレクトメールなどの置き場になるのを防ぐ効果もあります」
天板と脚を組み合わせて自作したミニテーブル。ルームフレグランスなどお気に入りの雑貨を飾るコーナーに。
●自由なひとり時間が増えた
ものを減らしたことで、片づけや掃除を時短化でき、自由時間をもてるように。
「ゆっくり本を読んだり、お茶を飲んだり…。好きなことに当てられる時間が増えたことがうれしい」