物価が上がっても増えない賞与……。20代に聞いた、夏のボーナスに関する調査
20代専門転職サイト「Re就活」を運営する学情は、20代の仕事観をひも解くために、「夏の賞与」に関してのアンケート調査を実施しました。
「賞与後に退職するスケジュールで転職する」「賞与額を見て転職するかを検討する」など、賞与前後は転職希望者が増加するタイミングだと言われています。今回は、賞与の支給状況を20代はどのように受け止めていのるか調査しています。
■賞与支給額の印象は「想定通り」が約半数
「夏の賞与の支給額を、どのように感じていますか?」という質問に対し「想定通り」と回答した20代が48.1%に上りました。約半数は「想定通り」と受け止めていることがわかります。
「想定通り」と回答した20代からは、「上司との定期的な面談で、どの程度評価されているかすり合わせができている」「入社前に聞いていた支給額とほぼ同じだった」などの声がありました。「想定より悪かった」「やや想定より悪かった」が36.7%で、「想定より良かった」「やや想定より良かった」の15.2%を上回りました。
■多くの人が「物価が上がっているので賞与も増えて欲しい」と感じている
賞与支給を受けて感じていることは、「物価が上がり支出が増えているので、賞与も増えて欲しい」が49.5%で最多。次いで、「コロナ禍でも賞与の支給額は増えて欲しい」(36.8%)が続きました。
■約9割が「賞与への満足度は、転職を考えるきっかけになる」と回答
賞与への満足度が、転職を考えるきっかけになると回答した20代が88.4%に上りました。「いちばんの退職理由でなくても、転職を決断する際の後押しになると思う」「賞与は、自身が評価されているかの指標だと思う」「頑張りが評価される環境で働きたい」などの声が挙がっています。
■調査概要
調査期間:2022年6月30日〜7月10日
調査機関:学情
調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)
有効回答数:138名
調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
(エボル)