ユナイテッドが夏の移籍市場で守備的MFを獲得しない可能性浮上 既存戦力で“エンジンルーム”を立て直すことはできるのか
22-23シーズンからエリック・テン・ハーグがチームを指揮するマンチェスター・ユナイテッド。補強は現在フェイエノールトから獲得したタイレル・マラシアのみであり、目玉となる補強は見られていない。
英『manchester evening news』によると今夏の移籍市場で守備的MFを獲得しない可能性があるようだ。現状クラブはフレッジ、スコット・マクトミネイ、ジェイムズ・ガーナー、ドニー・ファン・デ・ベークの4人をそのポジションの選手として考えており、彼らでシーズンを戦うことになるのか。
既存戦力に期待するのであれば、マクトミネイの成長に期待したい。ユナイテッドの下部組織で育ち、生え抜きとして2017年からトップチームでプレイしているマクトミネイ。193cmの長身は大きな武器であり、昨季はリーグ戦で30試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。
成長を期待するのはインテリジェンスと技術力の2つだ。サイズと運動量は彼の武器だが、ポジショニングや単純なパスミスなど悪い意味で目立つ場面は多い。守備的MFを本当に獲得しないのであればマクトミネイが来季中盤の中心となる可能性が高く、飛躍に期待したい。