Creepy NutsのDJ 松永とR-指定、玉木宏、MEGUMI

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 Creepy Nuts(R-指定、DJ 松永)が10日、都内で行われた映画『極主夫道 ザ・シネマ』の大ヒット御礼舞台あいさつに、主演の玉木宏、共演のMEGUMIと登壇。「ブラウン管越しに見ていた」と語るスターとの交流に感激しきりだった。

 本作は、裏社会で数々の伝説を残した極道が専業主夫となる姿を描いた、おおのこうすけのコミックを原作にしたテレビドラマの劇場版。かつては“不死身の龍”と恐れられ、現在は家事やご近所付き合いに奮闘する元極道の龍(玉木)が、町の保育園を狙う地上げ屋に立ち向かう。

 主題歌「2way nice guy」を担当した Creepy Nuts のR-指定は「僕らが出てきていいのか……というのはありますけど、今日はよろしくお願いします」と控えめにあいさつ。松永は「ヒップホップをやっていて、こういう映画のオープニングテーマを作らせてもらえるなんてまったく思っていなかったし、このような場所に立たせていただいて非常に光栄です」と笑顔を見せた。

 そんな二人のライブを観たことがあるというMEGUMIは「ラップはもちろん格好良いですし、DJプレイもこんなにすごいんだと感動しました。トークも上手だし、どないなってん! と思っています」とべた褒め。玉木も「チャラい人たちだと思っていたんですけど、ものすごく腰が低くて、こういう場に慣れていないから、今も自分はどこに立つんだろう?(と迷っている)かわいい部分もある」と笑いかけると、二人は「めっちゃうれしい」「光栄です」と大喜び。松永は「昔からブラウン管越しに見ていたお二方なので、そんなことをおしゃっていただけるなんて」と感激しながら、「自分と物理的に交わる世界線があるとも思わなかったので変な感じです」と独特な表現で心情を打ち明け、会場の笑いを誘った。

 漫画もドラマ版も知っていたというR-指定だが、「基本的にヒップホップは自分のことを書いたりする。極道も主夫も俺の人間性とかけ離れているから、どうやってつなぎ合わせようかな」と楽曲制作に悩んだことを告白。しかし、「龍が極道で培ってきたスキルが主夫の道で生かされ、使い道が変わることによっていい方向に行く」さまが、自分も経験した「人生の中で苦手だし余計とされていたものが役に立っていたりする」ことに置き換えられたと説明。そうして完成した楽曲に、玉木は「作品に勢いをつけてくださっています」と感謝していた。(錦怜那)