特売でまとめ買いした食材で、冷蔵庫はいつもいっぱい。節約しているはずが、なかなか食費が減らない…。そんな人は野菜室を見直してみて! 今回は食品ロスをなくすコツを、4人家族で月の食費約4万円の高尾ママさんに教えてもらいました。

野菜室上段の収納のコツ。在庫を見やすくする工夫も

野菜はいかに鮮度を保つかがカギ。また、野菜以外のものも入れてスペースをカスタマイズし、家族みんなが使いやすい冷蔵庫を心がけています。

●野菜の鮮度を保つストックバッグを愛用

ダイソーの「鮮度保持ストックバッグ」は、野菜から発生するエチレンガスを分解し、野菜の熟成劣化を防止。「葉野菜は1週間たってもシャキシャキで色鮮やか。味も落ちません」

●自分で出し入れできる位置を子どものスペースに

子どもが食べる、おやつやチーズ、乳酸菌飲料を入れるスペースを設置。「3歳の二女の身長に合わせた位置だから自分で出し入れでき、取ってあげる手間が減り在庫管理もラクに」

野菜室下段には重いものを中心に。スペースをうまく活用して

野菜室下段には重い物を中心に置くとしまいやすくとりやすいのでおすすめ。転がりやすいものは仕切りをつくり、ストッカーや容器を活用してすっきり見やすくを心がけます。

●野菜は紙袋で仕切って収納

どんな野菜もじか置きせず、袋に入れて収納。「Seriaの『食品用ガゼットバッグ』は食品用なので安心ですし、袋に入れれば、庫内でコロコロと動いて隠れてしまうことがなくなり、汚れ防止にも」

●頻繁に使用する粉もの類は容器に移して保管

使用頻度の高い小麦粉と片栗粉は、防虫・防カビも兼ねて冷蔵保存。「使いやすいよう、口の広いポリ容器に入れ替えています。ラベルをはって中身がわかりやすいような工夫も」

●お米はストッカーに移してスペースのある野菜室に保存

高さのあるストッカーも、野菜室ならぴったり入ります。「ふるさと納税の大袋で届くので、ストッカーに移して使っています。重さもあるので、冷蔵庫の下段なら取り出しやすいですよ」

余りがちな調味料や食材ストックの管理法

ついストックが増え、どこにしまったか忘れてしまいがちな調味料や食材ストック。少しの工夫で計画的に使いきれるようになります。

●こだわりの調味料はおこづかいで買う

基本の調味料以外のものが欲しくなったときは、食費からではなく、おこづかいから購入。「あえて買うので、絶対使いきる! という気持ちになりますし、日々の料理のモチベーションもアップします」

●個包装のだしなどはファイルで在庫管理

顆粒だしやふりかけ、お茶パックなどのバラつきやすい個包装のものは、Seriaの「B5ファスナー付きファイルケース」に保管。「3つで約1か月分の量。使いきるように意識しています」

 

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