栃木県真岡市の石坂真一市長は30日、定例会見を開き、廃校となった小学校を活用した外国人向けの日本語学校を6月に開校することを明らかにしました。

 

真岡市に新たに開校する「真岡みらい日本語学校」は、2018年に閉校した中村東小学校の利活用事業として去年10月の開校に向けて準備が進められていました。コロナ禍の入国制限の影響で開校が延期されていましたが、6月1日から入国制限が緩和されることを受け6月15日に開校式と入学式を開催することを決めました。

 

ミャンマーやバングラデシュなどアジア4カ国の外国人留学生16人が入学する予定で、日本国内の専門学校や大学への進学、企業への就職を目指して高いレベルでの日本語教育を受けます。

 

会見ではこのほか、23年春ごろから実証運転を予定している新しいコミュニティバスについて、愛称の募集を明らかにしました。愛称は市のホームページなどで募集し、市内の小学生の投票により決定されるということです。