バスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップの決勝戦が5月28日から都内の体育館で始まりました。

宇都宮市内の大学ではパブリックビューイングが行われ、ファンが遠く離れた栃木から宇都宮ブレックスにエールを送りました。

琉球に挑むブレックスに熱い応援を送ろうと作新学院大学のホールにはブレックスファンおよそ120人が集まりました。

先に2勝したほうが年間王者に輝くチャンピオンシップ決勝。第1クォーターからお互いに一歩も譲らない展開にブレックスカラーのメガホンをたたく手は止まりません。

続く第2クォーター、ブレックスは琉球のディフェンスに苦しみながらも遠藤の連続スリーポイントシュートで逆転に成功。さらに持ち味の固い守りで失点を抑えるとスコットがダンクを決めて38対35で試合を折り返します。

第3クォーターは琉球に8連続得点を決められリードを奪われる展開になるも、フィーラーやフォトゥが粘り強く得点し点差を2点にまで縮めて最終クォーターへ。

エース比江島の積極的な攻撃で得点を重ね逆転に成功するとそのままリードを広げます。さらに相手のオフェンスリバウンドを許さない鉄壁の守りで琉球の得点を5点に抑えたブレックス、80対61で快勝して優勝に王手をかけました。

地元から力強い応援を送ったファンたちは終盤の快進撃に興奮冷めやらぬ様子でした。

2度目の優勝まであと一勝。運命の第2戦は29日午後4時5分にティップオフです。