天皇ご一家が静養先である栃木県の那須御用邸に向かう際に利用されることでも知られるJR那須塩原駅で、利用者に癒やしを感じてもらおうと地域住民が植えたバラが見頃を迎えています。

 

駅のロータリー沿いにある幅10メートルほどの花壇では、今週から見頃を迎えた色とりどりのバラ約20株が咲き誇っています。那須塩原市のボランティア団体「プリンセスローズクラブ」が駅利用者に楽しんでもらいたいと企画、今年初めて花を咲かせました。ひときわ目を引くのは、上皇后美智子さまと天皇皇后両陛下の長女愛子さまのお名前が入ったバラ「プリンセス・ミチコ」と「プリンセス・アイコ」です。

 

バラを植えた清水貴久子さんと古谷美枝子さんは今年のバラは1年目にして自慢できるものになったので、ぜひ多くの人に上品な色と香りを楽しんでほしいと話します。ローズガーデンのバラは6月半ばくらいまでが見頃だということです。