9番グリーンでラインを読む松山英樹【写真:ロイター】

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AT&Tバイロン・ネルソンで3位に

 米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソンは15日(日本時間16日)、米テキサス州TPCクレイグランチ(7468ヤード、パー72)で最終日が行われた。松山英樹(LEXUS)が1イーグル、9バーディー、1ボギーの62で回り、通算24アンダー。首位に2打及ばなかったが、圧巻のプレーで3位となった。最終18番パー5はイーグル締め。第2打でピンまで約1.8メートルに付けるスーパーショットを披露すると、米国の実況席からは「なんというショットだ。最高」と興奮の声が上がっていた。

 最終日にスコアを10も伸ばした松山。18番パー5では圧巻のイーグル締めだ。残り232ヤードからの第2打。松山が放ったボールはピンに向かって伸びていく。見事グリーンに着弾し、2オンに成功。しかもピンまで約1.8メートルというスーパーショットだ。グリーン周辺で見つめていたギャラリーからはどよめきが起きた。松山は見事にイーグルを奪って4日間を終えた。

 この一打には、米国の実況席からも驚きの声が上がった。「空中に放たれました」と打球を見守った1人は、ボールが着弾すると「Oh、Yes!」と思わず興奮。「なんというショットだ。マツヤマが魅せてくれました」と称えた。別の人物も「最高」と思わず声を漏らしていた。

 18位から一気に3位まで順位を上げた松山。次戦のメジャー大会・全米プロゴルフ選手権でも活躍が期待される。

(THE ANSWER編集部)