[(https://youtu.be/6t960wBd3UM)この道一筋に力を尽くし顕著な功績を挙げた人に贈られる春の叙勲・褒章の伝達式が9日、県公館で行われました。

今年の春の叙勲を県関係で受章したのは54人で、このうちさまざまな分野で顕著な功績を挙げた旭日章が15人、公共の仕事に長年にわたり従事し功績を挙げた瑞宝章が39人です。また春の褒章は県内から11人が受章しました。

伝達式にはこのうちの16人が出席し、福田富一知事から受章者一人一人に勲章などが手渡されました。

旭日双光章を受章した矢板市の小口晋さん80歳は、妻のマスヱさんと40年以上にわたり里親活動に取り組み、これまでに男女10人ほどを育ててきました。また瑞宝単光章を受章した鹿沼市の島田安博さん74歳は、建築士の仕事をしながら鹿沼共同高等産業技術学校で47年にわたり講師を務め、後進の育成に取り組んできました。

福田知事は「栃木県の発展に多大な貢献をなされ、その功績は県民の誇りであり郷土の貴重な財産です」と称えました。