栃木市産フルーツの魅力発信へ コンテスト受賞作品の試食会
地域で採れた果物の魅力を伝えようと、栃木市が開いたスイーツコンテストで受賞したスイーツの試食会が6日、行われました。
栃木市は地元のフルーツをPRしようと、市内の飲食店を対象にイチゴとトマトを使ったスイーツを募集していました。6日はコンテストに出品された19品のうち、見事グランプリと準グランプリに輝いたスイーツ3種類の試食会が行われました。
試食会には栃木市の大川秀子市長や審査した栃木県内出身のパティシエらが参加。始めに試食したのは境町のRainbow・Food・Labが開発したいちご大福。この大福はグランプリに輝いた作品で、試食した人たちからは「イチゴを大福に包み込まない斬新さがみずみずしい味わいにつながった」と好評でした。
準グランプリにはイチゴをピザ専用の粉などでくるんで揚げたまんじゅうと、そば粉にイチゴを練りこみ煮イチゴのシロップを使ったそばが選ばれています。
会場では受賞者を交えた意見交換会も行われ、栃木市産のフルーツの魅力発信についてさまざまな立場から意見が交わされました。市は応募作品を集めた冊子を作って「フルーツのまち」としてのPRを進める考えです。