中川翔子「レベル37、スタミナ3下がった」3年ぶりバースデーライブ
オープニングSEにあわせて、会場の手拍子とともに中川が登場。今回の衣装は本人プロデュース。蛍光のレースと編み込みを組み合わせたスポーティな雰囲気で、スカート部分はPVC素材を使用しており、照明の当たり方や見る角度によって違った表情を見せる今回のバースデーライブ特別仕様となっている。
最初のMCで中川は「豊洲PITにお集まりの皆様ー！会いたかったよ！！みんな元気でいてくれてありがとう！久しぶりなのでやりたい曲を詰め込んだセットリストになりました！レベル37、スタミナ3下がった、いろけ999上がったぞ！」とコメント。
ここからは懐かしのナンバー「みつばちのささやき」「pretty please chocolate on top」と続く。そして「久々なのにあっという間に時空が過ぎていく！ちょっと地球よ、とまれ！」と時間の流れを惜しんだ。
自身で作詞も手掛けた「blue moon」から一転、「フレフレ」では久しぶりの「フレフレダンス」を披露。歌手・タレント・女優・声優など、いろいろな面を持っている彼女だからこそ、どこを見ても飽きない、これこそしょこたんの強みだ。
今年3月9日にリリースした映画「しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま」の主題歌「君のまんまが いいんだよ」では、しまじろうカラーの黄色ペンライトに包み込むと、そのカップリング「雲の上に雲はなくて」もライブ初披露。中川はこの2曲に関して、「ネガティブな瞬間が多くなりがちだし、なかなか自分のことを愛せないときが多いけど、この曲にすごく背中を押してもらえた。自己肯定感UPの魔法の曲」と語った。
続いては、リアルで、歌を届けたかった楽曲「ある日どこかで」。父・勝彦が残した言葉、歌詞の断片を元に繋ぎ合わせて作成されたという本人の思い入れの強い一曲となっている。
ここからは怒涛のロックパート。タオルを振り回したり、激しいギターソロと畳みかけたあとに本編ラストは中川の代表曲「空色デイズ」。待ってましたと言わんばかりの拍手で、大盛り上がりのまま本編は幕を閉じた。
たくさんの拍手でアンコールに迎えられ、再び本公演のオリジナルグッズTシャツ姿で登場した中川。ここでライブロゴが入った特注の巨大バースデーケーキが登場。ロウソクの火を消したあとは会場のファンたちと記念撮影をし、改めてレベル37を祝福した。
「最後、タオル曲やってもいいですかーー？」の掛け声とともに「タイプ：ワイルド」そして「rainbow forecast」ではメンバー紹介。今回の中川バンド「貪欲戦隊ギザレンジャー」には、ドラムとしてゲーム音楽メタルドラマーYouTuberの“ダイナ四”さんが初参加。初めての共演とは思えない中川との掛け合いを見せた。
昨年YouTubeに上げた水着動画「100億年ぶりの水着…。恥ずかし過ぎて泣きそう…。」が1200万回再生突破。この動画をきっかけとして6月8日に写真集「ミラクルミライ」の発売が決定している。発売記念と題しサイン本のお渡し会が決定したこともライブ中に発表した。
YouTubeチャンネル登録者数もまもなく100万人が視野に入り、勢いの止まらない20周年の中川から、まだまだ目が離せなそうだ。
【セットリスト -夜公演- 】
M1. ドリドリ
M2. キラキラ-go-round
M3. みつばちのささやき
M4. shortcake adventure
M5. pretty please chocolate on top
M6. blue moon
M7. フレフレ
M8. RGB
M9. 誰にも言えないキスのあと
M10. 君のまんまが いいんだよ
M11. 雲の上に雲はなくて
M12. ある日どこかで
M13. calling location
M14. 続く世界
M15. TYRANT too young
M16. 空色デイズ
EN1. タイプ：ワイルド
EN2. rainbow forecast
