小山市の白鷗大学が、このほど教職を目指す在学生や現役の教職員を対象に 研修講座を開く「教職支援センター」を開設しました。

白鷗大学では2008年からの15年間で1,857人の学生が正規採用教員として巣立っているほか、臨時教員として多くの卒業生が教育現場で活躍しています。

今回設置された「教職支援センター」は今年7月に教員免許の更新制が廃止されることを受けて、更新のときに行われていた講習に代わる新たな学びの場を提供するものです。出身の学校を問わず、幼稚園や小学・中学・高校の教職員、教員を目指す学生などを対象に無料の教員研修講座を開催します。

講座のあとには意見交換会も行われる予定で、学生と現役の教職員との交流の場を設けることで、教育現場で活躍している卒業生たちのキャリアアップを促すとともに、これから教職を目指す学生の教育力向上を目指します。講座は大行寺キャンパスで、6月から始まり、今年は8回開かれる予定です。