役場庁舎 64年の歴史に幕 壬生町
新しい町役場の庁舎が完成した壬生町は、これまで使ってきた庁舎での業務が2日、最終日を迎えました。小菅一弥町長が閉庁を宣言しました。
壬生町役場は1958年、昭和33年に建てられました。その後、数回の増築を経て現在の形になりましたが老朽化や耐震強度の不足などから新しい庁舎に移ることになりました。最終日を迎えた現在の役場では閉庁式が行われました。あいさつに立った小菅町長は町議会議員、そして町長として過ごした合わせて28年の思い出を振り返り感謝の言葉を述べました。
そして迎えた午後5時15分。64年という長い歴史を重ねた町役場に労いをこめて小菅町長は閉庁を宣言しました。昭和、平成、令和と三つの時代の移り変わりを見てきた壬生町役場。壬生甲の総合運動場に完成した新しい庁舎にその役目を譲ります。
防災拠点としての機能もある新しい庁舎での業務は3日からの3連休後、今月6日から始まります。