スパイダーマンとリングで戦ったレスラーが主人公! - 画像は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より
 - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 米ソニー・ピクチャーズが製作するマーベル新作映画『エル・ムエルト(原題) / El Muerto』が、2024年1月12日に全米公開されることが決定した。米ソニーが現地時間25日、米・ラスベガスで行われたシネマコン(映画興行主向けのコンベンション)で発表したとVarietyほか各メディアが報じた。

 本作の主人公は、エル・ムエルトことファン・カルロス・エストラーダ・サンチェス。原作コミックでは、先祖代々伝わるスーパーパワーを受け継いだレスラーとして描かれており、スパイダーマンとリングの上で対戦したこともあるキャラクターだ。ソニーの公式発表によると、実写映画ではアンチヒーローとして描かれるという。

 主演を務めるのは、プエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニー。過去にグラミー賞を受賞したこともあるバニーは、実際にプロレスデビューも果たしており、エル・ムエルト役にふさわしい人物といえるだろう。なお、バニーはマーベル実写映画で主演を務める初のラテン系俳優となる。

 米ソニーは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を展開するマーベル・スタジオとは別に、独自のスパイダーマン・ユニバースを展開中。2023年1月13日にはアーロン・テイラー=ジョンソン主演の『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』、同年7月7日にはダコタ・ジョンソン主演の『マダム・ウェブ(原題) / Madame Web』が全米公開されるなど、新たなスピンオフが続々と誕生している。(編集部・倉本拓弥)