新年度から足利高校と統合し共学化する足利女子高校。24日の修業式を前に、在校生たちが中心となってこれまで過ごした学びやに「感謝」する最後のイベントを23日開催しました。

「ツースタースリーライン」の制服姿で体育館に集まった在校生と駆け付けた今年度の卒業生たち。「足女生」として過ごした学びやに「感謝」を示そうと、生徒たち実行委員会が中心となって「さよなら足女感謝祭」を開きました。

生徒たちは寸劇や動画など、それぞれの方法で友人や恩師との思い出を表現。何気ない授業の一こまや、友人と笑いあった休み時間の一ページ…。かけがえのない時間に思いをはせる中、生徒や教職員約600人分の手形を集めてつくった6メートル四方の巨大な校章が披露されると、会場からは大きな拍手が上がりました。 

場所を校庭に移すと、イベントはいよいよクライマックスへ。足女ゆかりの「星」の形に並んだ生徒たちがバルーンを掲げます。一人一人の感謝を乗せ、足女の空へ色とりどりのバルーンが飛びました。

1909年、明治42年に足利高等女学校として創立。112年という長い歴史と伝統があり、統合後の創立年や創立記念日は足利女子高校のものを引き継ぐことになります。