去年10月の衆院選で比例代表北関東ブロックに自民党公認で立候補し、落選した元県議会議員の西川鎭央氏が22日、県庁で記者会見し、今夏の参院選比例代表に日本維新の会の公認候補として出馬することを明らかにしました。

会見で西川氏は2月に自民党県連に離党届を提出した後、日本維新の会の候補者公募に応募したことなど、これまでの経緯を述べた上で古巣を離れての出馬について思いを話しました。 

選挙に向けては、日本維新の会が掲げる政策に同調する形で地方と東京との格差是正などについて訴え、県内を中心に党勢の拡大に努めていく考えを示しています。 

比例代表への出馬となった理由について、会見に立ち会った日本維新の会共同代表の馬場伸幸衆議院議員は「県内の情勢などを踏まえた上で本人の意向を尊重した」と話しました。

一方で、日本維新の会として栃木選挙区に立候補者を擁立するかについては「今後、有力な候補者がいればその可能性もありうる」と述べるにとどめました。