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9日に発表された第5世代iPad Airは、従来モデルがiPhoneと同じAシリーズチップ採用だったのに対して、iPad ProやMacにも使われているM1チップを搭載したことが大きな反響を呼びました。

なぜ、アップルはプロセッサを切り替える決断をしたのか。アップルの内部情報に詳しい人物が、次期iPhone 14(仮)用の「A16 Bionic」チップに供給上の問題があったから、と示唆しています。

たとえば第4世代 iPad Airも、iPhone 12シリーズに先がけて(当時)最新のA14 Bionic搭載が発表されていました。そして第5世代iPad Airについても、次期A16チップの採用が噂されていたことがあります。

さてBloombergのMark Gurman記者は、有名アナリストMing-Chi Kuo氏による「iPhone 14のうちA16搭載はProモデル2つのみ、通常モデル2つはA15のまま」とのツイートを引用して「それがiPad AirにM1が搭載されたもう1つの理由かもしれない(供給のため)」とつぶやいています。

つまり「A16チップの供給に制約があるため、iPhone 14シリーズでもProのみに限らざるを得なかった。それと同じ理由で第5世代iPad AirにもA16搭載が見送られ、代わりにM1チップが選ばれた」と示唆していると思われます。

テック系メディアWccftechは、もしもチップ供給の問題がなければ、第5世代iPad Airの発売時期はかなり遅くされて、A16 Bionicを搭載した可能性があると分析しています。たしかに第4世代iPad Airの発売は2020年9月であり、ちょうど2年後の2022年9月に登場していたなら、A16が選ばれていたことが自然とも思われます。

さらにGurman氏のつぶやきを深読みすれば、第5世代iPad AirにM1チップが搭載できたのは、十分な数量が確保できたからだと仄めかしていると思われます。A16 Bionicは台湾TSMCにより4nmノードで製造されると噂されていますが、前A15 BionicやM1チップの5nmノードより高度な製造技術のため、生産量も限られ、価格も高くなる可能性があります。

なにより、iPhone 14シリーズのうちProモデルしか搭載できないのが本当だとすれば、A16の供給状況はかなり逼迫しているのかもしれません。第5世代iPad Airは最新のiPad Proと同等の性能である(可能性が高い)ことが驚かれていますが、それが「A16 Bionicが不足、かつ高価で載せられない」ことが理由だとすれば、iPhone 14 Proのお値段も相当なことになりそうです。

Source:Mark Gurman(Twitter)

via:Wccftech