7日に全日制一般入試が行われた栃木県立高校57校の合格発表が11日、一斉に行われました。

4月に開校する予定の宇都宮中央高校では初めての入学生となる生徒たちが喜びの声を上げました。

午前10時に合格者が発表されると、生徒やその保護者たちが手を取り合い合格を喜びました。

一般入試で合格したのは普通科と総合家庭科、合わせて243人で、宇都宮中央高校の初めての生徒となる見込みです。

普通科の合格者は1.86倍という今年度の県立高校で最も高い合格倍率を勝ち抜きました。

総合家庭科は1.53倍でこちらも高い倍率でした。

この4月に宇都宮中央女子高校から男女共学に変わる宇都宮中央高校。合格発表には昨年度までは見られなかった男子生徒の姿もありました。

県教育委員会によりますと、今年度の一般入試の合格倍率は過去10年で最も低かった昨年度より0.01高い1.17倍で、受験生7582人が合格しました。

新型コロナウイルスの影響で7日の一般入試を辞退した生徒のために22日に予定されている特別選抜試験には10日までに23人の申請があったということです。