東日本大震災は3月11日発生から11年を迎え、各地で追悼の催しが行われました。

日光市ではピアノと歌のハーモニーで被災者たちに祈りを捧げました。この追悼セレモニーは東日本大震災の翌年、2012年に鹿児島県から始まり、発生から11年が経った今では11の道府県、19会場で行われています。

すべての会場で同時に発生時刻の午後2時46分に黙祷を捧げ、「ふるさと」と「花は咲く」の2曲をピアノと歌で披露し鎮魂の祈りを捧げました。

道の駅日光では、2021年4月から施設内のロビーに誰でも弾くことができるストリートピアノを設置していて、初めてこの企画を行いました。訪れたおよそ60人の観客はやさしい歌声と心にしみわたるピアノの音色に耳を傾け、この11年を振り返っていました。

(歌唱を担当 竹澤奎季さん)