震災から11年 福島の小学生が新聞を作成 宇都宮市に贈る
東日本大震災から11年。
震災後に生まれた福島県郡山市の小学4年生が、これまでの支援への感謝を伝えたいと、新聞を作成し全国の県庁所在地の役所に贈りました。
新聞を作成したのは郡山市の開成小学校4年生96人で栃木県には宇都宮市役所に2部届きました。子どもたちは全員震災後に生まれてきました。地震が起きた時はお母さんのお腹に守られて。生まれてからは全国から支援を受けて。自分たちのこの10年の感謝の思いを伝えようと今年度、1年間かけて新聞を作ることにしました。
子どもたちは総合学習の時間を使って「ふるさとの素敵を見つけよう」のテーマのもと地元を一生懸命調べました。新聞は地元の祭り、名産品、観光名所の紹介が盛りだくさんで「見に来てください」「食べてみてください」と子ども記者の熱い思いが入っています。
宇都宮市はお礼に佐藤栄一市長の手紙と宇都宮名物、ギョーザのクリアファイルを贈りました。