宇都宮市内でフランス料理店を経営する日本を代表する料理人、音羽和紀さんが7日、地域コミュニティ施設で講演を行いました。

音羽さんによる講演は宇都宮市インターパーク6丁目にある「ミナテラスとちぎ」が去年の10月から開いているサロンの一環で行われ、事前に申し込みをした7人が耳を傾けました。

音羽さんは去年、卓越した技能を持つ職人に国が贈る「現代の名工」に選ばれるなど国内外で受賞歴があります。

また、30年以上に渡って子どもへ食文化を伝える食育活動を続けていて、講演では食を通じて生まれる人と地域のつながりの大切さについて語りました。

音羽さんは地域の食材の集大成である料理は観光誘致の重要な要素で今後も食育や食文化の発信を通して宇都宮のブランド向上に貢献していきたいと思いを述べました。