栃木県立高校の全日制課程の入学試験が7日行われ、約8900人の受験生がサクラ咲く春に向けて最後の試練に臨みました。

宇都宮東高校と来年度、統合のうえ共学化される足利女子高校を除く57の県立高校で全日制一般入試の学力検査が7日行われました。 

宇都宮中央女子高校では、来年度から宇都宮中央高校として女子高から男女共学校に生まれ変わるため、初めて男子の受験生が門をくぐりました。

2月25日時点で、普通科210人の定員に対し395人が出願し、倍率は1.88倍と最も高くなりました。

総合家庭科は1.65倍と、こちらも高い倍率となっています。 

県教育委員会によりますと、全体では最終的に8926人が出願し、8888人が受験。倍率は過去10年で最も低かった昨年度と同じ1.11倍でした。

欠席は38人で、このうち新型コロナウイルスの陽性者が22人でした。 

合格発表は3月11日午前10時で、各高校に張り出されるほか、県のウェブサイトでも確認することができます。