宇都宮市の公園で5日、ホタルの幼虫の放流が行われました。

放流は、20年以上に渡って宇都宮市の瑞穂野地区でホタルの里づくりを進めている住民組織・瑞穂野蛍水会が毎年行っているものです。

今年は、ゲンジボタルとヘイケホタルの幼虫合わせて1200匹ほどを用意しました。

例年は、環境学習の一環で幼虫の飼育に一緒に取り組んでいる周辺の小学校の児童を集めて放流会を実施していますがコロナ禍のため、5日は公園を訪れた家族連れなどに協力を呼びかけ、放流を行いました。

放流した幼虫は、6月の初めごろに成虫になり、尾を光らせながら飛び回るといいこれに合わせて観察会が行われる予定です。

参加した家族連れなどは、「元気に育って」と願いながらエサとなる貝と一緒に幼虫を水路に放していました。