日光市で古い布を使った手づくりのつるしびなの展示会が5日から始まりました。

立春を迎えた一方でまだまだ冷え込みが続く中、展示会場は色鮮やかなつるしびなで春満開の雰囲気です。

展示会は日光市内で2002年から活動する「布遊の会」の会員10人が作った作品が展示されています。

500点を展示する予定でしたが、創作意欲あふれる会員らが700点以上を製作。

会場には今年のえと「虎」の作品のほか、コロナ退散を願う熊手「笑福熊手」といった作業が速い人でも1週間かかる大作も飾られています。

布は京都や姫路から取り寄せたまじりもののない絹100%で作られた正絹にこだわり、目が出ないようにひと針ひと針「返し針」で丁寧に縫っています。

この展示会は道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣で13日まで開かれていて作品の販売も行っています。