福山雅治 ギターのコードは4つだけ知っていれば世界的なヒット曲が作れるって本当?
シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。12月4日(土)の放送では、「ギターに関するメールにお答えします!」ということで、福山さんがスタジオにギターを持ち込み、実演しながら回答していくというライブ感あふれる収録となりました。
西武新宿線沿線にお住まいの、いちさん(19歳・男性・アルバイト)は、最近ギターを始めたけど「なかなか難しくて手こずっています」とのこと。特にコードをたくさん覚えることに加え、もともとが不器用だから苦労しているそうです。どうしたら曲が作れるレベルまで上手くなれますか? という質問。
そこで福山さんから、ギターにおいて大切な2つのことのアドバイスがありました。まず1つ目は、「チューニングです。実はこれが一番大事なことなんです。どんな名曲であろうともチューニングが合ってないと台無しになりますから」
そして2つ目が、「コードは4つ知っていれば世界的な名曲だって作れます。楽曲において大事なのはコードではないんです。やっぱりメロディなんですよね」
その証拠として、世界的にヒットした名曲を福山さんが実演していきます。
ザ・ビートルズの「Let It Be」。これは、「C→G→Am→F」。
U2の「With Or Without You」は、「D→A→Bm→G」のルート音を5弦と6弦の循環だけで表現できるそうです。
さらに、ベン・E・キングの「Stand By Me」は、「A→F♯m→D→E」、最近のヒットソングで言えばBTS「Dynamite」は「C♯m→F♯m→B→E」と、コード進行だけを見れば実にシンプルな構成となっています。
「だからね、いち君にだって西武新宿線沿線から世界に通用するヒット曲が作れるんだよ」
そして、福島県のARISAさん(38歳・女性・会社員)からはこんなメールをいただきました。
「福山さんはいつもギターを購入されたときの話をされますが、手放したことはありますか? 実は私は9月にピアノを手放しました。幼稚園時にピアノを習い始めて、小学校1年に上がったときに祖母が入学祝いに買ってくれたグランドピアノでしたが 実家が建て替えになるタイミングで、もう誰も弾かないし売ろうということになりました。(中略)ピアノにごめんねと言う気持ちになり寂しくなりました。福山さんは、別れが寂しかったギターはありますか?」
もちろん手放したギターはいくつかあると言う福山さん。だけど、ギターに関することで最も悲しかったのは、こんな経験だそうです。
「一番悲しく、切なかったのは、1992年のドラマ『ホームワーク』のあるシーンを撮影したときですね。周ちゃん(滝本周二)という役をやらせていただきまして、これが言ってしまえば清水美沙さん演じる竹本幸子のヒモで、野心だけはあるけど何もかもが中途半端、ミュージシャンになりたいと言ってみたり、会社を立ち上げようとしてみたり……。
そのシュウちゃんがギターを叩き壊すというシーンがあったんですよ。でもギターって、そんな簡単に壊れないんです。あの有名なザ・クラッシュの『London Calling』のジャケットみたいにはなかなかならないんです(笑)。で、実際にやってみたら、案の定まったく壊れない。だから壊れるように細工をしてやったんですけど、それは本当に嫌でしたね。
今まで映像作品でいろんなシーンをやってきて、これはあんまりやりたくないなっていうシーンはもちろんありましたけど、最も嫌だったのはあのときのギターを叩き壊すシーンでした。なぜならそのギターは壊されるために生まれてきたわけじゃないから。もしギターをどうしても壊さなければいけないんだったら、最初から壊す前提で作られたものであればと思いますけど……。だから今でもあのギターにはかわいそうなことをしたなって思っています」
福山さんのギター愛が伝わるエピソードでした。ギターに限らず、洋服でも家具でも、あなたが大切にされているモノへのエピソードをお待ちしています!
それでは次回の放送は、12月11日(土)です。それでは、次週もお楽しみに!
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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック! http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7757
聴取期限:2021年12月12日(日)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/)
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00〜14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/
福山雅治
西武新宿線沿線にお住まいの、いちさん(19歳・男性・アルバイト)は、最近ギターを始めたけど「なかなか難しくて手こずっています」とのこと。特にコードをたくさん覚えることに加え、もともとが不器用だから苦労しているそうです。どうしたら曲が作れるレベルまで上手くなれますか? という質問。
そして2つ目が、「コードは4つ知っていれば世界的な名曲だって作れます。楽曲において大事なのはコードではないんです。やっぱりメロディなんですよね」
その証拠として、世界的にヒットした名曲を福山さんが実演していきます。
ザ・ビートルズの「Let It Be」。これは、「C→G→Am→F」。
U2の「With Or Without You」は、「D→A→Bm→G」のルート音を5弦と6弦の循環だけで表現できるそうです。
さらに、ベン・E・キングの「Stand By Me」は、「A→F♯m→D→E」、最近のヒットソングで言えばBTS「Dynamite」は「C♯m→F♯m→B→E」と、コード進行だけを見れば実にシンプルな構成となっています。
「だからね、いち君にだって西武新宿線沿線から世界に通用するヒット曲が作れるんだよ」
そして、福島県のARISAさん(38歳・女性・会社員)からはこんなメールをいただきました。
「福山さんはいつもギターを購入されたときの話をされますが、手放したことはありますか? 実は私は9月にピアノを手放しました。幼稚園時にピアノを習い始めて、小学校1年に上がったときに祖母が入学祝いに買ってくれたグランドピアノでしたが 実家が建て替えになるタイミングで、もう誰も弾かないし売ろうということになりました。(中略)ピアノにごめんねと言う気持ちになり寂しくなりました。福山さんは、別れが寂しかったギターはありますか?」
もちろん手放したギターはいくつかあると言う福山さん。だけど、ギターに関することで最も悲しかったのは、こんな経験だそうです。
「一番悲しく、切なかったのは、1992年のドラマ『ホームワーク』のあるシーンを撮影したときですね。周ちゃん(滝本周二)という役をやらせていただきまして、これが言ってしまえば清水美沙さん演じる竹本幸子のヒモで、野心だけはあるけど何もかもが中途半端、ミュージシャンになりたいと言ってみたり、会社を立ち上げようとしてみたり……。
そのシュウちゃんがギターを叩き壊すというシーンがあったんですよ。でもギターって、そんな簡単に壊れないんです。あの有名なザ・クラッシュの『London Calling』のジャケットみたいにはなかなかならないんです(笑)。で、実際にやってみたら、案の定まったく壊れない。だから壊れるように細工をしてやったんですけど、それは本当に嫌でしたね。
今まで映像作品でいろんなシーンをやってきて、これはあんまりやりたくないなっていうシーンはもちろんありましたけど、最も嫌だったのはあのときのギターを叩き壊すシーンでした。なぜならそのギターは壊されるために生まれてきたわけじゃないから。もしギターをどうしても壊さなければいけないんだったら、最初から壊す前提で作られたものであればと思いますけど……。だから今でもあのギターにはかわいそうなことをしたなって思っています」
福山さんのギター愛が伝わるエピソードでした。ギターに限らず、洋服でも家具でも、あなたが大切にされているモノへのエピソードをお待ちしています!
それでは次回の放送は、12月11日(土)です。それでは、次週もお楽しみに!
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聴取期限:2021年12月12日(日)AM 4:59 まで
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番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00〜14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/