押収されたゲーム機=保安警察第2総隊提供

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(高雄中央社)内政部(内務省)警政署保安警察第2総隊は21日、不正改造した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を販売したとして、南部・台南市在住の男を著作権法違反などの容疑で逮捕したと発表した。男は2年余りで1000万台湾元(約4000万円)に上る収入を得ていたという。

警察によると、男は中国から購入した工具を用い、インターネット上でダウンロードしたソフトウェアで正規版ニンテンドースイッチのシステムをハッキング。海賊版ゲームソフトを読み取り可能にし、バーチャルシステムに接続して違法サイトで海賊版ゲームをダウンロードできるようにした。このハッキング済みのニンテンドースイッチを1台2万台湾元(約8万円)でネット上で販売していたという。

(洪学広/編集:名切千絵)